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※2023年11月4日:情報更新しました。
あまり北海道の事を知らない道外の人ですと、北海道ってどこも雪が多いイメージを持たれてる方が多いかもしれませんが、実は積雪量が真冬でも割と少ない所も多くあります。
北海道に移住を考えているけども、できれば雪の量が少ない地域に住みたいと考えている人にオススメな市町村を紹介したいと思います。
苫小牧市は人口17万人で北海道の中でも割と人口が多い部類です。
隣には千歳市がありますが、千歳市は割と積雪量が多いのに対して苫小牧は真冬の1月や2月であってもかなり雪が少ないです。
千歳寄りの苫小牧ですとちょっと雪が多めですが、それ以外はほんと積雪量が少ないのです。
ですので雪が降らない日も冬は多いですし、降ってもパラパラとちょっとしか降らない日が多いのです。
ただし雪が少ない分だけ骨身に染みる寒さがあるので雪が多い地域に比べればより寒く感じます。
要するに雪がそれなりに積もればカマクラ効果がでて寒さが和らぐわけなのですが、それがあまり期待だけないですしその分だけ体感の寒さが増すのです。
苫小牧は港町なんでフェリーもありますしフェリーに乗って本州に行くことも可能になっております。
苫小牧市もド田舎ではなくて、それなりに新しいお店がどんどん出来てるし街の開発も進んでいるんで普通に住む分には不便は感じないでしょう。
ちなみに霧が多い市としても有名で霧に見舞われる日が大変多いのです。
最深積雪↓
12月 14㎝
1月 23㎝
2月 28㎝
※気象庁過去の気象データの統計期間1991~2020年を参照
釧路市も北海道内の中では積雪量が少ない事で有名な市であります。
海があり釧路湿原もあるので、自然にも恵まれているところも特徴です。
霧が多いのも大きな特徴ですけども、霧はまたロマンティックな雰囲気を演出してくれるんで、とても幻想的なムードを高めてくれてなかなか良いもんです。
人口は17万人ですので北海道の中では割と多いし北海道の中では、都会な部類かと思います。
お店も多いし不自由なく暮らせるので、そういう意味でも住むのにオススメな市と言えるでしょう。
最深積雪↓
12月 26㎝
1月 32㎝
2月 27㎝
※気象庁過去の気象データの統計期間1991~2020年を参照
新ひだか町の右隣にある浦河町も雪が少ないですし、気候全般もほぼ新ひだか町と同じであります。
浦河町は新ひだか町よりかはやや田舎で人口は少ないですけどね。
浦河町も牧場がたくさんあって競走場の産地としても有名です。
最深積雪↓
12月 28㎝
1月 41㎝
2月 35㎝
※気象庁過去の気象データの統計期間1991~2020年を参照
根室市も北海道の中では雪が少ない地域の1つです。
根室市には昔ですが1年ほど住んでた事がありますけども、私が住んでた時の根室市の冬の積雪量は非常に少なかったです。
年によっては雪が結構積もる年もあるようですけども、それでも雪が多い地域に比べたら半分以下なはずですので、北海道内で雪が少なく住みよい街に住みたいなら根室市を選んでもいいのではないでしょうか。
まあ札幌みたいな都会ではないので、面白みはないかもしれませんが、のんびり暮らす分にはなかなか快適な場所かと思います。
最深積雪↓
12月 28㎝
1月 43㎝
2月 39㎝
※気象庁過去の気象データの統計期間1991~2020年を参照
室蘭市も積雪量が少ない市として北海道では有名です。
ですので雪が少ないに比例して雪が多い地域に比べると、冬は雪が降らない日が多いです。
特別観光地ってほどでもないし、街はやや昔に比べて寂れてきてるかもしれませんが、住み難くはないでしょう。
焼き鳥の町としても知られているんで、焼き鳥店が多数ありますし、特に焼き鳥が大好きな人なら住んでて楽しめる市といえるでしょう。
私も何度も室蘭に遊びに行きましたけども、焼き鳥店が単に多いだけでなく味的にも焼き鳥が美味しい店が多いのです。
あと白鳥大橋という大きな橋があって夜にライトアップすると物凄く綺麗な夜景としての役割もしてくれるので、地元や地元周辺の方や観光客の夜景スポットにもなっております。
この夜に綺麗な白鳥大橋が出来てからは、それまでは観光客があまりこない市でしたけども観光客がグっと増えたそうです。
人口は9万人弱なんでゴミゴミしてないし、だからといってド田舎でもないんで、お店もそれなりにありますし、買い物に不便を感じることもないでしょう。
この室蘭市も上記の事を総合的に判断して北海道内の雪が少ない場所に住みたいと考えてる人に適した市と言えるしオススメです。
気候的には、雪の少なさも含めてお隣の伊達市も室蘭市とほぼ同じです。
最深積雪↓
12月 27㎝
1月 49㎝
2月 45㎝
※気象庁過去の気象データの統計期間1991~2020年を参照
新ひだか町は静内町と三石町が合併してできて町であります。
当初はあと数町との合併を協議してましてそれらを併せて市にする予定でしたが、物別れに終わり町止まりになったようです。
でも合併前の元静内町は道内の町村の中でしたら割と栄えているほうですし町だけども人口が1万人以上いました。
三石町と合併したことで現在は人口が2万人に至っております。
ここも例外でなく人口が減ってますけども、スーパーなどの店もそれなりにあるし、積雪量も少ないので、北海道に住みたいけども雪が少ない場所に住みたい人にはオススメですし住むのに検討してみても良い町だと思います。
この周辺は牧場が多数存在してますし、海沿いをドライブしていたら車からでも牧場に放牧されている馬が見えるところも魅力的な点であります。
最深積雪↓
12月 31㎝
1月 56㎝
2月 54㎝
※気象庁過去の気象データの統計期間1991~2020年を参照
苫小牧の南隣りにある町である白老町も苫小牧に近いだけあって雪は少ない地域の1つです。
雪の量だけでなく、気候全体もほぼ苫小牧と8割型同じと言ってもいいでしょう。
ちなみに苫小牧に比べたら人口も少なく苫小牧の10分の1程度の人口であります。
白老町といえば、アイヌ人が歴史を作った町としても有名でして、アイヌ文化の振興は町づくりの施策の1つになっております。
ですので混血のアイヌ人の方もたくさん住んでる町でもあります。
最深積雪↓
12月 40㎝
1月 68㎝
2月 76 ㎝
※気象庁過去の気象データの統計期間1991~2020年を参照
函館市は北海道の中でも雪が割と少ない市でありますので、住むのにオススメです。
もちろん全然積もらないわけではないし、それなりに積雪はありますけども、豪雪地帯に比べたらまだ少なめの積雪量です。
観光地でもあるんで美味しい店も多くあるし街並もエキゾチックでなかなかオシャレなんで道外からの移住者も多いです。
夜景もすごく綺麗ですからね。
しかも何箇所も綺麗に夜景が見れる場所がありますし、特に裏夜景が一番綺麗で大変人気があります。
もちろん道内の中では割と都会の部類なんで生活するのに不便はあまり感じないでしょう。
このような事から総合的に判断して道外の人で北海道に住みたいけども、雪が少ない所が良いと考えてる人には最適な市の1つと言えるでしょう。
気候的には、雪の量も含めてお隣に位置する鹿部町や七飯町や北斗市なども、ほぼ函館市と同じです。
:追記:(2022年10月14日)
※近年はやや雪の量が多くなってるみたいです。
最深積雪↓
12月 79㎝
1月 91㎝
2月 74㎝
※気象庁過去の気象データの統計期間1991~2020年を参照
登別市は上記で紹介した苫小牧市と室蘭市の丁度中間くらいのところに位置しておりますし、雪が少ない市ですので北海道の中でも住むのにオススメな場所と言えるでしょう。
積雪量が少ない部分だけでなくて、なんといっても魅力的なのが北海道でも有数の温泉地ってところです。
なので登別市に住めば本物の素晴らしい温泉に浸かれるというメリットも生まれます。
人口は5万人弱なんでゴミゴミしてないところも魅力であります。
上記で書いた通りで温泉地なんで観光地としても人気が高いです。
道外からの移住者はどれくらいいるかわかりませんが、意外と穴場的な場所ではないでしょうか。
決して都会ではないので仕事がどれくらいあるのかが未知数な部分ですしそこだけがデメリットかもしれません。
最深積雪↓
12月 82㎝
1月 127㎝
2月 117㎝
※気象庁過去の気象データの統計期間1991~2020年を参照
ここまでは北海道内で雪が少ない場所に住みたい人にオススメな市町村を紹介しましたが、ここからは、番外編として積雪量が逆に多い市町村などを紹介したいと思います。
札幌市は言わずと知れた北海道一の大都会ですけども、積雪量は結構多いです。
でも、とにかく地下鉄を代表とした便利な交通網が存在しているので、お出掛けしやすいですし慣れてしまえば大雪もそれほど苦ではなくなってくるかとおもいます。
:もちろん遊べる場所や美味しい店にしても北海道のどこよりも多いですし、大きな病院も多数存在しているので、上記で紹介した雪が少ない市町村よりも、総合的に判断したら住みやすいと言えるでしょう。
欠点を言えば人がゴミゴミしてるところくらいです。
中心地は平日でも常に人で溢れておりますので。
でも札幌市の場合は中心街まで行かなくても、各区にはそれぞれに大きなスーパーや病院も存在しているので中心街までわざわざ買い物に出なくても事足りるのも大きなメリットであります。
岩見沢市は空知地方に属する市ですけども、札幌から車で大体50分くらいで行ける距離にあります。
札幌よりも更に雪が多くて豪雪地帯としても知られております。
街の雰囲気は隣の江別市にちょっとだけ近いかなって思いますね。
その江別市の積雪量も多いけども、その更に上を行く積雪量を誇っているのが岩見沢市なんです。
人口は8万人程度ですので、北海道の中では中都市レベルといえるでしょう。
滝川市や砂川市は岩見沢市から更に数十キロ北に位置する市であります。
滝川市と砂川市は隣接しております。
滝川市のほうが北に位置しているんです。
隣ですし凄い近いわけなんで雪の量は同じ位ですけども道内の中でもかなり上位に君臨する積雪量>だと思います。
根雪になるのも毎年すごく早いですし、
雪が少ない場所に住みたい人には全然適してない市と言えるでしょう。
都会でもないですけどもド田舎レベルまではいかないので、食料品や衣服を買える店はそれなりにあるんで、そういう部分では不便を感じないと思います。
あと滝川市と砂川市は真夏も道内の中ではかなり暑くなる場所でもあります。
旭川市は滝川市や砂川市から数十キロ北東に位置する市であります。
旭川市も滝川市や砂川市と同等くらいの積雪量ですし、真夏だと滝川や砂川よりも更に暑い市であります。
なので暑さに弱い人や雪が多い所が苦手な人にとっては住み難い場所かもしれません。
でも街並は滝川市や砂川市よりは栄えてるし北海道の中では結構都会の部類に入りますので、決して寂れてないし、道内の中でも栄えてるところに住みたいなら旭川市をオススメします。
美唄市と三笠市は、滝川と岩見沢の大体中間くらいの位置にある街です。
滝川や岩見沢は大変雪が多いと説明しましたけども、この2つの地域の中間に位置するわけですので、当然のごとく美唄市や三笠市も積雪量は多いし、北海道の降雪量ランキングの上位にくる印象があります。
雪の量的には滝川と岩見沢に割と近い事もあってそれらの地域と大体同じくらいの積雪量です。
まあ街の雰囲気は全然違いますけどね。
美唄市や三笠市は、滝川や岩見沢よりかは人口が少なくてもっともっと田舎ですし。
:温泉地に住みたいなら登別市
:牧場が多くて景色が綺麗な所に住むなら新ひだか町
:オシャレで生活するのに不便を感じない街に住みたいなら
函館市
:焼き鳥好きだったら室蘭市がオススメ